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Channel: ムシをデザインしたのはダレ?
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勝負アリ!? ハリブトシリアゲアリ

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がっぷり四つに見えた笹の葉の上のハリブトシリアゲアリ。1頭が相手の触角の付根をアゴで押さえ込んでいました。
3分ほど現場に居ましたが、ずっと、こう着状態でありました。
最終的にここまで発展するのでしょうか→過去の記事 このアリよく喧嘩している所に遭遇します→こちら

左の個体で体長約2.5mm. やはり巣が別の者同士なのでしょうか

お互い次に1手が出ないようです

触角を押さえると相手の動きを止められるかわりに

自分も動けなくなる..おかしいですね(^^

齧られたほうは時折、腹部をピコピコしておりました。「ギ、ギブアップ!」
7月29日撮影 姫路自然観察の森


?ルリアリ

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アラカシの切り株をせわしなく走るツヤツヤしているアリ

腿節にブラシのような細かい毛。翅の後も見られる

今回、きっちり体長を計測しませんでしたが約5〜6mmと思います。女王アリ?
過去に撮影したルリアリと思っている(^^;;アリ→こちら
後脚にかじりついているのはトビイロケアリでしょうか..
7月25日撮影 ゆめさき森の公園

クロヤマアリ 八つ裂きの刑

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 同種(やはり巣が違う?)の脚をくわえ、それぞれ後退をしながら移動するクロヤマアリ


すでに後脚1本、失っている

真ん中のアリには、なりたくないですね..

「この辺りで勘弁してあげよう」は絶対無いのでしょう

過去に撮影した個人戦→こちら

最初は4頭から引っ張られていました

腹部第2節背板中央部の剛毛(10本以上)の有無によってハヤシクロヤマアリと区別出来るようです
ただ角度によっては見え難い短い毛であります
7月29日撮影 姫路自然観察の森

?ハヤシヤマクロアリ と ミミズ

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ミミズの干涸びた死骸をアリが引っ張っている。よく見る光景。朝の記事のクロヤマアリと違って腹部第2節背板中央の剛毛は、どの写真にも確認出来なかった。よって今回”?”付きでハヤシヤマクロアリとしました。

苔アリ石アリ落ち葉アリ さまざまな障害を乗り越えてミミズを運んでおりました

巣まで持って行くのでしょう

良い具合に干涸びております

5〜7頭ほどで運んでいました

7月31日撮影 姫路自然観察の森

トビイロシワアリ と ミミズ

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昨日記事のハヤシヤマクロアリと違い食料となるミミズの死骸を巣に運ぶのではなく、餌に砂粒を運び込み覆ってしまうトビイロシワアリ。最後は砂の山にすっぽりとミミズは隠されてしまう訳ですが、さすがにミミズ解体工場の完成まで観察を続けられませんでした。

砂といってもアリにとっては巨大な岩ですね

大半のアリが狂ったかのように石を動かしミミズに運んで行きます

トビイロシワアリ以外にもアミメアリも同じ習性があるようです

他の大型のアリに持って行かれないように、もの凄い勢いで作業は進められています

備中高松城水攻めを彷彿とさせました

ミミズの上にも石が載せられて行きます。右手は解体作業中のアリ

見た感じでは解体作業のアリより石を運ぶアリの方がほとんど

今回、直射日光により写真がギラついています。工夫が必要ですね
7月31日撮影 姫路市自然観察の森

ヒラタヤスデ科 の1種

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初見のピンク色のヤスデ

ヤマシナヒラタヤスデで検索すると似たような画像が見つかります

粘菌でしょうか菌糸を食べている?

こんなところにもタカラダニ。いつものヤツに比べて脚が短い気がします

頭部を含め30か31節。最長のもので体長約10mm

 7月25日撮影 ゆめさき森の公園

ヨコエビ

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1度ハマトビムシを撮影してみたかった。しかしピョンピョン弾いて直ぐに影に入ってしまう。難易度高し。

さて何処に隠れているでしょう..

波打ち際の石や打ち上げられた海藻を取り除くと見つかりますが

ピントを合わす間に弾き飛び、物陰に潜り込む

体長は2〜3mm

まともに撮影出来ませんでした

1枚目の正解は↑
7月27日撮影 竹野浜

ホシアシナガヤセバエ

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コナラの樹皮、樹液のしみ出ている場所にいました

3つの単眼

大きく前方にせり出した触角

薄暗い所でも目立つようにか、白い触角棘毛

体長約8mm

翅脈が黒く滲んでいる

樹皮の上をコマ送りのように動いていました

実際はほぼ垂直の樹皮の上で活動しております
7月28日撮影 増位山


ヤマトアブ ♀

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ホシアシナガヤセバエと同じくコナラの樹皮に居たアブ。体長約21mm

人の皮膚を裂くには、あまり鋭利でないように見える口器ですが
スケール的には簡単に皮膚を破れるのでしょう

触角第3節の歯状突起はウシアブと違う

こちらはウシアブの♂ 記事は→こちら

大図鑑によると”ヤマトアブ=R4脈に枝” ”ウシアブ=R4脈に小枝” 図説が無いとよくわからない..

スズメバチが居ないのは助かります

吸い込まれそうな複眼
7月28日撮影 増位山

イラガ 卵塊 と 幼虫

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カキの葉裏に魚の鱗のような卵塊。以前に記事にしました「?ハマキガ科」の卵塊に良く似ている

産卵したメスの鱗片が着いているのでしょう。卵の表面は、なかなか美しい

薄型の卵のメリットってなんでしょうか。1つ約2mm×1mm

透明な部分が幼虫本体なのでしょう。おもしろい..

喰われた卵を含め120個
7月28日撮影 増位山

4日後..

卵殻の中に棘を備えた幼虫が確認出来ます


寄生蜂の幼虫?体長約0.4mm
7月28日、黒いヒメコバチっぽい(1mmくらい)のが、とまっているのは確認しました

1部をのぞき卵は空っぽ

計63頭 同じ葉の下の方に集っておりました

体長約1.2mm

こんなに小さくても刺されば激痛でしょうか

8月1日撮影 増位山

マツムラクサカゲロウ 幼虫

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幼虫の中でもマツムラは好きだ。何が?というとウチワの骨のような部位がワシャワシャと派手だから。

いつもの山ですが、かなりの頻度でこの幼虫に出逢います。近所には居ない..

餌にしているのは昨日の記事のイラガ卵。既に6個、空にしております

100個以上の卵。イラガが孵化するまでが勝負! 体長約5.5mm

ドクガの毛と同じで本体に近づかないような、ささくれ

独特な頭部の斑紋

色目的には美味しそうなジュースに見えますが..どんな味?


7月28日撮影 増位山

モントガリバ 幼虫

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キイチゴ属の葉上で見つけた初見の幼虫

ヘビっぽい模様

ハンドバックにするには小さすぎます

葉を持って接写すると!ゲロゲロ〜
カギバガ科 トガリバガ亜科 Thyatira batis japonica Werny, 1966


どんどん出て来ました。最後は頭部が沈没しておりました


7月29日撮影 姫路自然観察の森

クロテンシロミズメイガ

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本来ならブログに登場しないのですが、ここ数日ネタの仕入れが止まっていますので..

追記:ezo-aphidさんより種名を教えて頂きました!ありがとうございます!本来は南方系の蛾のようです。

あちこちで見られた

この状態で幅約17mm 
ツトガ科 ミズメイガ亜科 Parapoynx diminutalis Snellen, 1880  
7月28日撮影 増位山

ニセケチャタテ科 の1種

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何の葉裏か忘れてしまいましたがニセケチャタテ

細かい糸が張り巡らされた中に佇んでいます

体長約2mm (翅瑞まで3.4mm)

翅脈に沿って長い毛

7月29日撮影 姫路自然観察の森

不明蛾 幼虫

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ムシの仕入れが止まっているのに昨日、誤って4本も記事を投入してしまった.. 
よって今回は、お蔵入のムシの登場であります。

クリ(だったと思う)の枝に居た。体長約12mm. きっと樹皮に擬態しているであろう

樹皮に比べ体皮の色がちょっと違いますが..

4本の腹脚のうち前2本が小さい

残念ながら両目にピント合わず..
7月25日撮影 ゆめさき森の公園


トサカグンバイ

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「おまえは一体どこの星からきた?」宇宙から飛来した生物っぽいムシの中でも異質なデザインのグンバイムシ

頭部から垂直におりた口針と鞘?の関係はアブラムシと同じでしょうか

アブラムシに比べ食害はきついように思います

グンバイムシ科 Stephanitis takeyai Drake et Maa, 1953

体長約2mm (翅瑞まで3.7mm)

 ムシの世界ではよく見られるハニカムっぽい構造

葉の表面は白くかすれ、葉の裏は黒く汚れる..個人的には嫌なムシです。ネジキにて
7月29日撮影 姫路自然観察の森

ヤマトヒロバカゲロウ

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アラカシのぶら下がっている枯れ葉にとまっていた初見のヒロバカゲロウ。幼虫は水生のようでAclerisさんが幼虫を紹介されています。

アミメカゲロウ目の例に漏れず美しい複眼
ヒロバカゲロウ科 Spilosmylus tuberculatus

頭部の毛はピンピンに尖っております

横から

背中の毛についている水滴はアブラムシの甘露かもしれません

前翅後縁中央に小さな黒い点

拡大


7月29日撮影 姫路自然観察の森

ベニモンマキバサシガメ

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初見のサシガメ。長い口器は約3.5mm 体長は翅瑞まで約12mm
マキバサシガメ科 Gorpis japonicus

鋭い口器。ストロー部は真ん中でなく上面に近い所を走っている?

撮影に気付かれ歩き出す

7月29日撮影 姫路自然観察の森

ハネカクシ の1種

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足元を見ると落ち葉から白いキノコ(ツチカブリ?)が生えていた。傘の裏にはハネカクシがぞろぞろ。
おちゃたてむしさんそよ風さんの撮影されたものに良く似ています。

はいポーズで止まってくれれば良いのですが..

体長約2mm

久々のハネカクシでありました..

8月1日撮影 増位山

ホシオビコケガ

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ピンク色のヤスデが居た同じ場所にとまっていました
Hepotaさんの多摩蛾廊より種名を確認

幼虫は地衣食のようです
ヒトリガ科 コケガ亜科 Aemene altaica (Lederer, 1855)
7月25日撮影 ゆめさき森の公園


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