林床に少し埋もれた腕ほどの朽木を手に取り、埋もれた側をルーペでスキャンしていく。
所々に白いつや消しの物体。よく見ると蝋物質をまとったカイガラムシ。こんな所で何をしている?
ハカマカイガラムシ科(Ortheziidae)で菌食のカナヤハカマカイガラムシ(Newsteadia kanayana)でないかと教えていただいた。検索すると「土壌中に生息するカイガラ虫-キノコを食べる!チャの根にとりつく!!」というサイトに写真があり、比べると蝋物質の体後方の出方が違うので近縁種でないかと思います。
結構いろんな場所で同じような朽木を調べますが今回が初見であります
体長約1mm.歩行しています
左は脱皮殻でしょう。脱皮の瞬間はきっと見応えありそう
まぁ色んなムシがいるもんですね〜
本日の18時に深度合成画像をUPします
11月2日撮影 押部谷
11月2日撮影 押部谷