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Channel: ムシをデザインしたのはダレ?
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ヒラタアブ の1種 幼虫

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アブラムシLachnus属を捕食するヒラタアブ幼虫を見るのは初めて。アブラムシと同じで、この幼虫も大きい。
このアブラムシは何かあれば直ぐにコロニーごと移動してしまい継続しての観察がなかなか上手くいきません。
今回の現場も数日後には、もぬけの殻でした。

Lachnus属専門に捕食するなら種名も絞れそうですが...

 なんとも言えない模様

 この状態で体長約9mm.右下のアブラムシはマミー
11月15日撮影 新開公園

上の木より 200mほど離れた場所。どちらもウバメガシ。同種の卵とおもいます

細かいワイングラスのような突起が並ぶ卵。長さ約1.2mm

 こちらのヒラタアブ幼虫、体長約3mm


こちらは約5mm

 腹部側面は多分、ヒラタアブ幼虫にやられたのではないかと

 関係ないかもしれませんが現場近くで腹部が凹んだヒラタアブを見ました。この1枚だけで逃げらる
体長約12mm
11月18日撮影 新開公園


10日後・・・

10日後といっても同じ場所には既にコロニーは無く、別のウバメガシにて同種の幼虫を見つけた

 がっちりと吸い付く(かじりつく?)ヒラタアブ幼虫

アブラムシが大きいだけに蛹までに必要となる捕獲数は多く無いのかな

 ヒラタアブ幼虫の体皮にはアブラムシの体液や角状管からの粘液らしきものが所々ついている
体長約7mm

 きっと前蛹状態の幼虫。ほとんど動かず。体長約10mm

 ツヤツヤ感が無くなり、つや消しに

ヒラタアブ幼虫が2頭いるとアブラムシは逃げてコロニーはガラガラ
11月28日撮影 新開公園


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