ササラダニ科 の1種
夏場は背丈の高い草が生えマダニや蚊、それにマムシの心配がある場所でも冬場なら入って行けます。落ち葉の上に横たわっていた直径5センチほどの木の枝。ひっくり返すと1頭、黒い粒が移動していた。直径0.9mmくらい。樹皮の間や朽ちた木の中を移動するためツルツルの質感なんでしょう初見のササラダニ。青木淳一先生を紹介しているサイトにイラストがありました木をひっくり返されて移動。スピードはかなり遅いヘルメットのよ...
View Articleエグリゴミムシダマシ の1種
いや〜分かりません(^^;; キクイムシの仲間なのかケシキスイなのか、その他のムシなのか。体長約7.4mm追記:ezo-aphidさんよりコメントをいただきタイトル改変しました。ありがとうございます!ゴミムシダマシ科 エグリゴミムシダマシ亜科のようです間伐によって切られた樹皮の下で越冬していました。撮影後、もとに戻しました1月4日撮影 増位山
View Articleササラダニ と 菌類
朝の記事とは別の間伐された朽木。樹皮をめくるとササラダニマルで囲った部分は胴感毛。少し後に反っています。体長約0.7mmこのササラダニは以前、登場したものと同種と思います気になったのはダニの糞らしきものから生えた菌類これらも豊かな森造りに貢献しているのでしょうね1月4日撮影 増位山
View Articleタマゴコバチ科 の1種 交尾
今回は幸運でした。公園の滞在時間28分。前回、孵化を確認したタイサンボクのその後を確認しに行きました。気温は9℃。430個ほどの寄生された卵があるので、この日もあちこちで羽化が見られました。その中で卵の上を走っているオスを追いかけていると、とうとうタマゴコバチの交尾場面に出逢う事が出来ました。触角に長い毛のあるオスは卵の上をパトロールし、メスを見つけるとアタックしておりました。2度ほど室内で羽化を観...
View Articleシロカネイソウロウグモ
冬場にもっとも遭遇するクモ。シロカネイソウロウグモ、ついに登場。「お!コバチ」と嬉々としてレンズを向けると、このクモだった時のがっかり感。冬場の葉めくりを、はじめた頃はよく引っ掛かっていました(^^;;さすがに最近は見分けがつくようになりました。ヒメグモ科 Argyrodes bonadea 真珠のようにキラリと光る腹部がコバチの翅に見えてしまいます。体長約1.6mm1月23日撮影...
View Articleどこへ行く? ニッポンオナガコバチ ♀
この日は気温が13度と高く、葉裏でおなじみのニッポンオナガコバチのメスが山道にある道標の上を歩いていた。春はまだ先なので気温が下がると再び、何処かで寒さを凌ぐのでしょうが春になると何処に姿を消すのでしょうか昨年、その事を意識してムシ撮りをしましたが11月〜12月の羽化のシーズンと冬場の葉裏でしか目撃できず。気温の上がったこの日、彼女はどこに行こうとしていたのでしょうか...今冬は昨年に比べ発生が少な...
View Articleクダアザミウマ Bactrothrips flectoventris
いつも出逢うアザミウマは大抵1mm前後の小型のものばかり。おちゃたてむしさんが大型のアザミウマをよく掲載され羨ましく思っていました。居場所を教えてもらってはいたもののノーヒット状態。探しどころが悪いのか近所の公園では全く遭遇しませんでした。今回、ようやくアラカシの枯れた葉が重なっている場所で簡単に見つける事が出来ました。やはり近所ではなく山に脚を運ばないと駄目なようです。追記:ezo-aphidさん...
View Articleクダアザミウマ Bactrothrips flectoventris 深度合成
昨日の記事のアザミウマをおちゃたてむしさんのリクエストもあり深度合成してみました。夢に出て来そうな口器はインパクト大でした。心してご覧下さい(^^;;...
View Articleアザミウマ科 Astrothrips aucubae Kurosawa
朝に続いてのアザミウマ。ヤツデの葉裏でよく見かける、茶色いアザミウマの頭部が隆起している方です。おちゃたてむしさんが紹介されていたものと同種と思います。体長約1.1mm複眼の間がボッコリ膨らんでいます1mmは越えていますが撮影するには厳しいサイズです撮影に気付き歩き出します頭部の伸びようが寿老人っぽいですね。赤い単眼が見えます1月23日撮影 新開公園
View Articleアザミウマ科 ?Anisopilothrips venustulus
ヤツデの葉裏で良く見かける茶色いアザミウマ。頭にコブの無い方こちらもおちゃたてむしさんが紹介されezo-aphidさんが種名を絞られています体長約1.1mm.今回の写真はROKKOR 30mm...
View Articleツヤコバチ科 の1種 ♂♀
マテバシイの葉裏で越冬していた。多分、同種の雌雄だろうと思われるツヤコバチ。2年前にも登場しています。派手な翅がオス。腹部が長いのがメスだと思いますが。メス体長約1mm個性的な腹部の模様ですが種名は分からず...黄色くて目立ちそうですが、これが、なかなか葉裏だと目立たないんですせっせと逃げておりますこちらはオス。同じ木の別の葉にて寒さに負けずオスも冬を乗り切るのでしょうかシャッターを押した1秒後。ピ...
View Articleクスサンの卵とムラサキトビムシ
クリの木に多くのクスサンの卵塊。ざっと見て10ほど見られた。計1200〜1400個はあろうムラサキトビムシが卵の上を通過。1個ひっくり返っていますが奇麗に目玉模様が上に並んでいます目玉の黒い部分の殻が薄くなっているのでしょうか、それとも柔らかい素材?黒い部分の直径約0.5mm既に何個か空いていました。何者かが巣にしているのか 糸も張られていますひょっとして薬剤散布され死に体?1月25日撮影...
View Articleマルトビムシ科 の1種
シロダモの葉裏で見つけた迷彩柄のマルトビムシ。ちょっと小振りで体長約0.75mm.以前掲載した者の幼体でしょうか。頭部、青く反射している箇所アリ糞をつけたまま逃げて行きます間もなくすると杉花粉が写真に写るようになります。くわばらマルトビムシがいたシロダモ。赤い実がなっていました1月5日撮影 ゆめさき森の公園
View Articleクヌギカメムシ 卵 と ジュズダニ科 の2種?
クヌギカメムシ科の卵は今まで、いくら探しても見つからなかった。ようやく初めて行くポイントで発見。ブログを初めて間もなく4年。新たな観察ポイントも開拓しなければと思いました。ゼリーに覆われている卵、縦約1mm.優曇華のような3本、何の意味があるのでしょう地衣類やトビムシの糞を背負ったジュズダニの1種.体長約0.6mmコナラの樹皮の窪んだ場所でレンズが自由に動かせず真正面を捉えること出来ずこのジュズダニ...
View Articleキアシブトコバチ と 巨大ネズミ
新たな観察ポイントを探すべく初めての公園へ。散歩するには素晴らしく植林も様々な種類あり、人も少ない。比較的、新しい公園なのでムシは...ちょっと少なく感じましたが、しばらく通ってみようと思っています。過去の関連記事↓キアシブトコバチ 産卵キアシブトコバチ と ドクガ科幼虫途中、雨のため退散しましたが、この日一番大きなムシがキアシブトコバチ...
View Articleムネアブラムシ族 ?Nipponaphis sp.
初めて立ち寄った公園。アラカシのひこばえを観察していると多くの黒い点。全く違う場所のアラカシの葉で見つけたムネアブラムシだった。あちらは1枚の葉に1〜2頭しか確認出来ませんでしたが、こちらは数は多くないものの、あちこちの葉で見受けられた。わりと近場なので頻繁に観察出来そう。過去の記事→ その1 その2...
View Articleムネアブラムシの甘露に集う コバチ4種
今朝の記事のムネアブラムシが落した甘露。気温が上がった為か葉裏からコバチ達が栄養補給にやって来た。寒くなれば再び葉裏に戻るのでしょう。ヒメコバチ科 Sympiesis...
View Article突然! オオスズメバチ
彼女は突然、現れた。アスファルトの上にひっくり返って脚をバタバタさせていた。なぜ?どうして?この寒空、どこからか飛んで来たのだろうか。おそるおそる拾い上げビニールに入れ自宅に持ち帰り撮影。初、ネジレバネ撮影かと期待しましたが寄生されていませんでした。弱ってはいるものの死体を撮影するのとは随分、写りが違う気がします。一通り撮影を済ませた後、トレーに入れ庭に置いていましたが30分後見に行くと姿はありませ...
View Article?ヒゲナガチマダニ
マダニをよく見かけるのは丁度、膝辺りの高さの笹の葉。今回、初見のマダニ。調べるも種名分からず。2月3日追記:ezo-aphidさんよりコメントをいただきタイトル変更しました。ありがとうございます!ヒゲナガチマダニ( Haemaphysalis kitaokai Hoogstraal...
View Article?ヒゲナガチマダニ 深度合成
朝の記事のダニを深度合成。最初から着いているゴミが見苦しいですが...拷問器具のような口下片1度、血を吸わせてみても..とういう気は全くありません(^^口下片の長さにあった左右の触肢触肢の先端に皮膚を切り裂くトゲ(鋏角)が並んでいます左手のイソギンチャクのようなものは感覚器でしょうか左右の気門板が気になり拡大がっちり寄主にしがみつく2本のツメ1月29日撮影 増位山
View Article