マツゲゴケ?と ヨコヅナサシガメ
地衣類に覆われた木(何か確認せず)を眺めていると寒さで動かないヨコヅナサシガメの幼虫がいた。おなじみの虫もシチュエーションが変わればグッと写真映えしますね。この日は雨上がりで冬が戻ってきたような気温でした普通だと逃げるのですが動けず暖かい日に動き回ってつけた胞子でしょうねいたのは2頭のみ3月4日撮影 三木山森林公園
View Articleカラフトオニグモ♂
枯れ枝にいたコガネグモ科のクモ。帰宅して調べて見るとカラフトオニグモのよう。なぜ樺太(からふと)の名を冠しているのか分かりませんが北海道から九州まで広く分布しているようです。体長約4mmポロリと足元の岩場に落ちたこれが林床だと見失うんですよね大きな触肢。左側に白いつぶつぶ小さな突起あり。そうスギ花粉です。憂鬱な季節到来であります2月26日撮影 高野町花坂
View Articleミズマルトビムシ♀
オスの触角を撮影しようと採集したものの撮影して見るとメスの若虫でありました。体長約0.4mm.鼻息で吹き飛んでしまいます(^^アベック画像はこちら。爪楊枝の先端にて爪楊枝、肉眼では尖っていても頂きは平らであります。立体写真(交差法)3月6日撮影
View Articleムラサキシジミ
極小のムシばかり深度合成していると今回のムラサキシジミのようにサイズが大きく(蝶としては小振りですが)鱗粉をまとっている者を撮影すると、その情報量に圧倒させられる。人の手でコピーすることは同サイズでは不可能かもしれない。下唇鬚(パルピ)の鱗粉の重なりだけでも凄い鈍く虹色に輝く複眼触角先端。鱗粉で覆われていないため敏感そう青い炎が立ち上がっていくような羽の鱗粉名前通り美しいムラサキ最後はあんよ3月5日撮影
View Article悲劇の ウメマツオオアリ
立ち枯れの椎の木。その1部が地面に落下し炸裂していました。元は大人の太腿ほどあった感じです。その木片を手に取るとウメマツオオアリの巣が見つかりました。啓蟄といえどもまだ活動しておらず、全頭ほとんど動かず、その場で固まっていました。そういえば1月に見つけたアシナガアリも幼虫をくわえたまま固まっていました暖かい季節だと直ぐさま持ち去りますが..細かい体毛でくっつき合っています落下の衝撃で亡くなった働きア...
View Articleクヌギカメムシ 卵塊
1月頃からクヌギカメムシのゼリーに包まれた卵塊を探していた。ところが全く見つからない。今シーズンはダメだと思っていました。しかし意外なところから出てきました。林床の落ち葉の重なりを解いたところ1枚の枯葉からひょっこり出てきました。過去撮影の卵塊→【クヌギカメムシ 卵 と ジュズダニ科...
View Article?ノハラナメクジ(Deroceras larvae)
コナラの樹皮を眺めていたら見かけないナメクジ 。日本でよく見られる4種、ナメクジ 、チャコウラ、ヤマ、ノハラ。その中ではノハラが近いかな?ということでタイトルにしました。植木鉢の下にいるチャコウラと違って見た目は感じ良い雨上がり直後だったので活発に動いていました。地上2mほどの位置ノハラナメクジ だとすると外来種。この切れ込みは生殖口この状態で12mmほど。下:大触角、小触角を埋没させた3月4日撮影...
View Articleクロスジホソサジヨコバイ
いつもは葉裏で見かけるマエムキダマシが朽木に飛んできた見慣れて感じなくなりましたが色目はは派手なヨコバイですねちょっと過労気味で今日はこの3枚で失礼します..3月8日撮影 押部谷
View Articleヒトツメマルトビムシ科 Pymarrhopalites habei
一つ目..ヒトツメマルトビムシ科(Arrhopalitidae)に出会いました。眼のないミジンマルトビムシはたまに見つけますが、今回の種は初めてです。種名はFransさんより教えていただきました。「北海道利尻島のトビムシ類」を見るとハベマルトビムシの和名がついていました。倒木の裏側、かなり湿気た場所にいました。脚をたたみ、口だけで立っている餌となる菌類でも見つけたのでしょうか。赤い一対の単眼。ものす...
View Article水面の ユスリカ の1種
2月26日。山間部を流れる渓流。気温は10℃を下回っていたと思う。地味な被写体もこの時は貴重なムシの1種だったユスリカのメス。1頭のみ水面にいた。産卵の瞬間でも撮影できるのでは?と思いレンズを近づけると前脚を上げる。逃げたくても逃げられない動作の現れなのか。結局は水に浮かんだ写真だけで終わってしまった。飛び上がっても陸ではなく水面に戻って来るそのこだわりは産卵の為と思いましたがその場面は見ることがで...
View Articleアリマネグモ属(Solenysa)の1種
ほとんど土に還った太い枝を崩れないよう持ち上げる。少しの握力で崩壊しそう。その接地面にいた小さなクモ。細蟹屋さんよりアリマネグモと教えていただきました。ただカンサイアリマネグモ(Solenysa...
View Article春を待つ ヒメカメノコテントウ♀
啓蟄の翌日3月7日。林床に転がる朽ちた枝を回すと落ち葉に隠れていた面にヒメカメノコテントウがいた。動き出すには気温がまだ低いためか、じっと固まっていた。発酵熱によって結露したのでしょうか、ビチャビチャ 複眼下の下唇鬚 体長約3.8mm. テントウムシの周りは土壌生物のフンだらけ鞘翅斑紋は亀甲型。いつごろ動き出すのかな?3月7日撮影 押部谷
View Article便乗線虫 と ヒメクビナガカメムシ幼虫
昨年12月に撮影したヒメクビナガカメムシ幼虫。その左前脚に着く謎の渦。過去の記事にも何度か登場し、その時には線虫では?とのコメントを頂きました。今回、ヒッチハイクする線虫と分かりましたので、ようやくタイトルに入れることができました。ウニウニ動けば線虫と分かりましたが、この状態では分かりませんでした最初に見つけたは2013年でした。石下のタカラダニ線虫とわかれば、それにしか見えない(^^;;ヒメクビナ...
View Articleフキの花と クワゴマダラヒトリ幼虫
蕗の薹の天ぷらって美味しいですよね。それにしても”ふきのとう”って漢字、なかなか書けるものでは無いです(^^;;そんな旬な味、フキの花をパクつく幼虫がいました。クワゴマダラヒトリです。圧倒的な繁殖力のためか、遭遇率は高いです。成虫はこちらおなじみさんは撮影にも力が入らず..撮影に気付き食事を中断接近さらに接近いかにも毒がありそうな色目ですが、毒は無いようです3月8日撮影 押部谷
View Articleオスクロハエトリ ♂
ユタカヤマシログモのエサとして捕獲したオスクロハエトリのオス。初見のハエトリグモだったのでエサにはもったいないと飼育することに。筋肉モリモリの第1脚ヤハズハエトリによく似ています残念ながらお亡くなりになりました体長約9mm Mendoza canestrinii2月25日撮影 押部谷
View Articleヤツデキジラミ 羽化
ヤツデキジラミの春、真っ盛り。交尾する者や羽化する者で大変にぎわっています。正直撮り飽きた被写体ですが、羽化中の個体を見つけたので撮影することに。古着を脱ぎ捨てれば翅のついた新しいボディが手に入る。背中がぱっくり割れ、ジワリジワリ出て行きます手持ちで400枚ほど撮りました。胸筋、腕が途中、プルプル震え出しました(^^;;パシャパシャパシャ、フラッシュを浴びせるのは少し申し訳ない気持ち1枚目からここま...
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