フンコバエ科 の1種と ラブルベニア菌
別々の日に同種と思われるハエを撮影しましたが、どちらもラブルベニア菌に侵されていました。この菌に関してはおちゃたてむしさんの記事で知りました。命は取られないまでも徐々に養分を吸い取られるようです。なんだか嫌ですね(^^;;過去のフンコバエ科記事(今回含む)→こちらフンコバエの横顔はライダーマンにそっくり!?背中につぶつぶ画質悪いですが.....
View Articleカタビロトゲトゲ
5年ぶりのカタビロトゲトゲ。探しようが悪いのか普通種なのに出会わない。ブナ科の葉は結構探るのですが見つからない。今回は倒木の上に鎮座していたのを偶然見つけました。今はカタビロトゲハムシというようですが、当ブログでは昔のままカタビロトゲトゲでいきます。溶岩が固まったような質感とトゲトゲの具合。良いですね〜体長約5mm撮影日は10月27日。そんなに気温は下がっていませんが、もう冬の準備でしょうか複眼の白...
View Articleミギワバエ科 Brachydeutera sp.
水の上でアメンボのように難なく活動しているミギワバエ。その秘密を探ろうと採取し深度合成して見た。わかった事は全身、ベルベット地のように微細な毛で覆われていること。毛と毛の間に空気の層が出来て撥水しない構造になっているのでしょう。タラコクチビルに見える、その下が大きな唇弁水面をピタピタこのおおきな唇弁で探っています細かい毛のため色目はつや消し強めに水を吹き付ける。複眼はべったり、背中はほとんど弾いて落...
View Articleハマトビムシ科 オカトビムシ
近場の公園や山では見つけられないオカトビムシ。今回は標高500mほどの山中にて石の下で見つけたものです。ピョンピョン、エビのように跳ねて撮影し難いのですが、あるラインを越えると擬死をするようで(短い時間)そのスキに念願の顔面を撮影できました。非常に光沢が強く撮影し難い。今度撮影するときには工夫が必要と感じましたあまり美味そうに見えませんが実際はどうなのでしょう(小さすぎますかね)擬死状態のスキにパシ...
View Articleエアーゴミ積み クサカゲロウ幼虫
大アゴでゴミをグッと挟み体を反らして背中に積んでいく習性をもつクサカゲロウ幼虫の1種。今回、現場となった岩の地衣類が強固に張り付いているせいか何度も挑むがすべて空振り。まったく諦めずに繰り返す。あまり見たことのないケースだった。成功例→こちら何も挟まず体を反らす何度も何度も積み上げる動作を場所を変えてはやっているこれだけ積み上げても、まだ足らないのでしょうね体長約2.2mm まだ小さい11月1日撮影...
View Articleアザミウマアパート クダアザミウマ科の1種
林床に横たわる倒木の朽ちた樹皮をバリっとめくると、そこに白と黒のアザミウマの群が現れた。前回登場したクチキクダアザミウマ(その1)(その2)幼虫は真っ赤でしたが、こちらは白。初見のアザミウマはクダアザミウマ科と思うのですがさて..樹皮の裏面。細かい部屋のようになっている白い幼虫、0.7mm~1.5mmくらいの体長こちらは蛹。アザミウマの蛹は歩行可能触覚が頭部と一体になっている。他種ですがアカオビアザ...
View Articleコアカザトウムシ
2年ぶりの再会。しかし今回は神戸にて。何度かひっくり返した事のある石を1年ぶりくらいに手に取るとそこにいました。腹面ではありません。背面を撮影。じっと固まっています。クモに間違えそうですね。右後ろはアリの脚かな?体長約1mm.しばらくすると歩き出すまたこいつか!と思うくらい会いたいものですアカザトウムシ科 Proscotolemon sauteri次に会うのはいつのことやら..11月1日撮影 押部谷
View Article五倍子 ヌルデシロアブラムシ有翅成虫
2016年、ヌルデの虫こぶ、五倍子を記事にしましたが有翅成虫発生のタイミングを逃してしましました。今回はその事を留意して定期的に観察していました。ちょうど1ヶ月前の写真ですが掲載します。アブラムシがヌルデの細胞を変異させ作り出した城ともお別れ虫こぶはブニョブニョに柔らかくなり裂けたり穴が開いたりどうして、そんなことが出来るのか?不思議。穴から出てくるのを待てばいいのですが切断しました蝋物質をまとった...
View Articleウスタビガ の季節
以前、ウズタカダニがの生息ポイントを見つけたので再度、撮影にいこうと山に向かう。途中ウスタビガの交尾を見つけてしまった。撮影しようとシャッターを切るとSDカードが未挿入のアラート。仕方なく接写用のカメラで撮影しました。こういう普通種はブログ初登場だったりします(^^;;フサフサした毛並みから見える複眼夕焼けに染まった草原のような体毛紅葉のシーズンにぴったりの鱗粉コウモリから羽ばたきが探知されにくい鱗...
View Articleキクイゾウムシ の1種
倒れた朽木に佇んでいたキクイゾウムシらしきもの。体長約3mm.撮影する際に気をつけることはとりあえず最初のショットは複眼にピントを合わせること。しかしレンズをいくら動かしてもそれらしきものが見当たらない。首をひねりながら撮影、帰宅してPCで確認すると複眼の存在は確認できました。しかし複眼の隆起がほとんどありませんでした。触覚の付け根の斜め上くらいに複眼がありますが、かなりフラット撮影に気づき脚を立て...
View Articleフサカイガラムシ科 Neoasterodiaspis sp.
アラカシの葉裏に黄色い丸い物体。すぐに、おちゃたてむしさんのブログ記事を思い出した。直径約1mm.手にとって観察できる葉を何枚か見ましたが、着いている葉は、そんなに多くありませんでした。面白いのやら面白くないのやらカイガラムシは微妙採取して裏面を撮影。面白くない..ステレオグラムで見ると真ん中辺りから口針が出ているのが分かります潜んでいたであろう窪み。死んで剥がれ落ちた?お好み焼きに見えてしまう関西...
View Articleまだ寒さが足らない.. ヒメコバチ科 Platyplectrus sp.
もうすぐ12月。冬は葉めくりの季節。今日、何枚かめくってみるとお馴染みの顔ぶれ。しかし気温がまだ下がりきっていないせいか直ぐに飛び立たれてしまった。横からした撮影できませんでした。多分Platyplectrus sp. 体長約2.2mm11月29日撮影 押部谷
View Articleケバエ幼虫 大量発生
以前にケバエ幼虫を見つけた時はカメラを持ち合わせていませんでした。今回はしっかり携えていたので接写できました。肉眼で見るのとは大きく違い被写体としてかなり魅力的な幼虫であることが分かりました。黒い目に見えるものは後気門(多分)肛門が口のように見えます集団で蠢く。決して頭部は見せない糞にピントがあたっていませんが排出しているところ。糞も再び食すようです肉眼では毛に見えますが実際は毛ではありませんこの幼...
View Article不明ウンカ
水際の石の上。見慣れぬウンカが立っていた。トビイロウンカのオスかな?現地ではそう思った。帰宅して確認すると、そうでは無いよう。この手のウンカも何者かわからず苦手であります。ススキの植生があり、それが寄主かもしれません吸汁していないウンカは直ぐにでも逃げます翅には斑紋あり体長約3mmカマバエが襲うかもと思いましたが結局スルーしました11月8日撮影 三木山森林公園
View Articleオカジマイシノミ
1番よく遭遇するイシノミ 、オカジマイシノミ(Pedetontus okajimae)。その神がかり的な鱗粉の”並び”をじっくり観察したくて採取しました。複眼横のS字ラインの妙味画像とは関係ありませんがイシノミの卵、孵化の状態を知りたい複眼の下の繭が二つくっついたようなものは側単眼深めの溝の入った鱗粉。強度、保湿等に優れていそう腹面の付属肢尾糸の 構造も面白い11月6日撮影
View Articleクロハナカメムシ 交尾
この時期のケヤキ樹皮下のお馴染みさんクロハナカメムシ(Anthocoris japonicus)。私がめくった衝撃で活動を開始、目の前にいたメスに抱きつくという事態が発生。それも2組み。この日は愛のキューピットになりました(^^;;もちろん上がオスでしょうね体長約3mmフサヤスデは無関心(多分)オスの交尾器が伸びている。さらにレンズを突っ込めませんでした。こちら別カップル11月22日撮影 三木山森林公園
View Article冬のダニ祭り! カタバミハダニ 交尾
本日より2年ぶりのダニ祭り開催します。私が飽きるかタマがつきるまで”ダニづくし”で行こうと考えています。今回は新顔が何種か登場いたしますが、先ず最初は割と身近にいて、それでいて形が変で面白いカタバミハダニ(Tetranychina...
View Article冬のダニ祭り! イボトビムシを喰らう トゲダニ亜目(Gamasida)
林床に半分埋まっていた1mほどの倒木をひっくり返し埋まっていた側をルーペでスキャン。何者かが、サッと横切る。見たことのないプロポーション。期待は高まる。ようやくレンズで捉えると何のことはない捕食性のダニがイボトビムシと捕らえて走っているだけだった。しかし、それはそれで自分的には貴重な状況。菌類のはびこる朽木の上を追いかた。この手のダニはさっぱりわかりません。腹面も確認していないので大まかなタイトルと...
View Article冬のダニ祭り!ダニ食うテングダニ
不覚にも胃腸炎をともなう風邪を引いてしまってダウン。今日は写真2枚だけでご勘弁のほどを。林床に落ちていた板をひっくり返すといたテングダニ。体長約0.5mm.明るさを感じてか早速、走り出す。口吻に何か付いているのが見える。小さなダニだった。体長は0.2mm.大きな獲物にプスリと口吻をさしているのは偶に見かけますがダニを捕食しているのは初めて見ました。倍率の高いレンズを装着する前に遭遇してしまったので。...
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