オナガサナエ ♂
警戒心が比較的、弱いトンボのようで、ぐぐっと近づいて接写が出来ました。さまざまな大きさの六角形からなる複眼。透明なプラスチックのような素材の下に美しい色合いヒトスジシマカの複眼の構造とは違い透明部は一体成形でしょうか真正面に回りたかったのですが絶壁でありました地球よりさらに緑豊かな惑星のような複眼真上からトンボに限った事ではありませんが昆虫の自由に飛べるメカニズムは凄いですね全体を撮影する前に逃げら...
View Articleヒメコバチ科 Tetrastichus ?howardi ♂
体長約1.2mm.クズの葉裏にいた。以前、撮影したコガネコバチMesopolobusを期待しましたが背面を見るとヒメコバチTetrastichinae亜科のよう。触角先端、棍棒状部(CLAVA)の色が違う他、柄節(SCAPE)より長い毛が生えている。ネットで調べてみるとTetrastichus...
View Article第1回 ヒメコバチ科 Eulophus sp. 【蛹】
その存在を知ってから1度はお目にかかって見たいと思っていた蛹群。ようやくナラガシワの葉裏で発見しました。ハンマーさん、おちゃたてむしさん、そらさんのブログに同じEulophus属の蛹が紹介されています。たまたま眺めていたナラガシワの葉裏。いろんなムシが潜んでおりました約8mm×5mmのエリアに31頭の蛹。寄主が張った糸でしょうか。寄主はすでに葉から落ちているようです幼虫時代の触角?の名残りか鬼の角の...
View Article第2回 ヒメコバチ科 Eulophus sp. 【羽化】
9月3日に採集しインターバル撮影を開始した。翌日には蛹は黒化し、羽化は5日夜半から6日朝方頃だと推測。(過去の撮影したヒメコバチ科Tamarixiaの羽化のタイミングを参考にしました)インターバル撮影の弱点は画角が固定されるのと状況に応じて撮影間隔を自由に出来ない事。今回のような蛹群は全体の流れは捉える事は出来ても1頭1頭、的を絞った撮影が出来ません。しかし今回は運が良かった!5日の昼、インターバル...
View Article第3回 ヒメコバチ科 Eulophus sp. 【交尾】
他のコバチにも見られるように羽化したオスは直ぐさまメスを探し交尾を行っておりました。ヒメコバチの交尾の一部始終を見るのは初めてかも知れません。このEulophusに限った事かも知れませんが、先ずメスの背中に乗ったオスは何度か体を大きく前後に揺さぶり、後に交尾に至っておりました。メスにたいする合図なのでしょうか。羽化して出て来たばかりのメス(体長約2.2mm)に乗るオス(体長約1.9mm)メスの背中の...
View Article第4回 ヒメコバチ科 Eulophus sp. 【 ♀ 】
いつものように深度合成。今回は白バックで撮影しましたが適当に処理した為、明度がバラバラであります(^^;;体長約2.1mm いつも見慣れたヒメコバチの面持ちであります頭部は金属質的な青緑色 胸部は黒に近い濃紺のような感じおちゃたてむしさんの撮影されたEulophus abdominalis...
View Article第5回 ヒメコバチ科 Eulophus sp. 【 ♂ 】
羽化すると真っ先にメスを探し交尾に至る。子孫を残す。生きる目的。メスを探す為にデザインされたであろう立派な触角。小さな2mmの蜂のデザインだけれど”生きる”本気が伝わって来る造形に感動です。ヒメコバチ科 Eulophus sp. 【蛹】【羽化】【交尾】【 ♀ 】【 ♂...
View Articleこれ、ダ〜レだ?
ヒメコバチの記事が長く続きました。さすがに70枚ほどの写真が続くと食傷気味であります。ちょっと気分を変えて息抜き。下の写真は脱皮殻でありますが。さてダレのものでしょう?答えは4枚目の写真の下です。強烈に鋭いキバの持ち主でありますそのキバは注射針のようになっていて先端に穴が空いております。ここから獲物の体液をちゅーちゅー吸うのか、それとも毒を注入するのかジャジャーン!厳つい面持ち。お分かりでしょうかラ...
View Articleミドリババヤスデ
初見の大きなヤスデ。ダンゴムシの王といった感じ森の中の暗い茂みのなかで素早く移動していましたきちんと撮影しようと枝でつつくと9のカタチに丸くなりました撮影場所が斜面で、かなり辛くなり早々に切り上げてしまいました9月3日撮影 ゆめさき森の公園
View Articleザトウムシ の1種
アカサビザトウムシの1本角を無くした雰囲気のザトウムシ。見つけるとついついレンズを向けてしまいます。SF映画に出て来そうな感じの奇妙なムシですね2年まえに撮影した者と同種であります真上からこちら脚が収まるように2枚の写真をつないでおります1680 ×...
View Articleトウモロコシ と オオタバコガ
北海道から送られて来たトウモロコシのお裾分け。先に食している先客がいた思いのほか鋭いアゴ。4粒ほど食べられていたブログ2度目の登場。くわしく撮影せずにポイしてしまった..9月7日撮影 自宅
View Articleミノガ科 の1種
森の中。木の柵の上を移動している小さなミノムシ。よく撮影しているので既出かと思ったら初めての登場。おしゃれな三角帽子のお家の高さ 約5mm食草の木の上から落ちて来たのでしょうか8月29日撮影こちらは昨年の写真。撮影のため横に倒した頭部のデザインから多分、同種と思います2013年4月8日撮影 ゆめさき森の公園
View Article天国と地獄 ?コガネコバチ科の1種
T路になった山道。その交差部に立っている道標。何やら細長いムシがカーーーーっと勢いよく走っている。「これはひょっとして!!」今までネット上で見た類似する寄生蜂の写真を頭の中で繰ってみる。「いたいた、こんな寄生蜂!」先ずは小さく撮って、徐々に撮影倍率を上げ、最終的には採集する算段をしてパチリ。「あ、めっちゃボケてる。落ち着け落ち着け」2枚目パチリ。プ〜ン。...「あ、飛んだ」もう細長いハチは何処にも居...
View Articleカメムシ卵 そのメカニズム
過去の記事においてezo-aphidさんが孵化をして空になった卵殻からベロンと飛び出た物体について今回あらためて詳細に解説して下さいましたので記事にします。関連記事→「カメムシ卵」 「カメムシ卵 深度合成」 「?ムラサキシラホシカメムシの孵化」ブログを始めて2ヶ月近く経った自宅庭で撮影。カメムシの卵の蓋の構造に驚いたその当時には気付かなかったT字の稜のある物体2012年9月12日撮影...
View ArticleWAO! マルトビムシ科 の1種
被写体として大好きなマルトビムシ。その日、今まで見た中でもっとも美しいマルトビムシに出逢いました。場所はじっとりとした例のキノコバエの幼虫が居た所で3頭ほど確認出来ました。テングダニが潜んでいる。現場では気付かなかったひょー!なんてカラーリングでしょう光量不足で今回ノイズ多めであります体長約1.3mm.ダレもが見られる大きさでないのが残念でありますこちらは別個体これは一体どういう状態!?左脚は地につ...
View Articleヨコズナサシガメ幼虫が見た変形菌
今年の8月は例年に無く雨が多く、その影響か普段あまり目にしない変形菌を見る機会が多かった。舞台は半分朽ちかけたクリの木。ヨコズナサシガメの足元は菌類で白くなっているサシガメの周りはこのような景色でありました味の薄そうなソーセージみたいなのはシロウツボホコリ Arcyria cinerea...
View Articleハエトリ 二人羽織
ツッコミどころのあるタイトルでありますが。その状況をみてピン!と直ぐに思い浮かびました。ハエトリグモがこちらを見ていたのでシャッターを切りました。むむ!何か変..ハエトリ2種による二人羽織!?いえいえ、餌食になっているアオオビハエトリにとっては全く笑える状況ではありません後にいるのはデーニッツハエトリ幼体8月29日撮影 ゆめさき森の公園
View Articleアミメアリ 謎の死
山道から坂に落ちないよう丸太にロープが張られている。その丸太の切り口に茶色い点々。アミメアリだ。ただ全員、死んでいる。日当りの良い場所。原因はなんだろう..本能的?にこういった小さなものに反応してしまいます(^^;;戦によって死んだ雰囲気では無さそう見た目は奇麗。前脚と中脚が揃っている菌かウイルスかの仕業か。それとも農薬?9月3日撮影 ゆめさき森の公園
View Article蟻地獄の大アゴ そのメカニズム
先日のオオゲジの記事で獲物に毒を注入するであろうキバの穴の写真を掲載しました。その回にezo-aphidさんよりキバで獲物を挟み込み体液をちゅーちゅー吸うウスバカゲロウ幼虫のキバに、そういった穴が写真から確認出来ないとコメントを頂きました。オオゲジの脱皮殻ウスバカゲロウ幼虫に限らず当ブログによく登場するクサカゲロウ幼虫のアゴのメカニズムが以前より気になっていましたので再度、ポイントを絞り深度合成する...
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